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ひつじのTime killing notebook

昔々、気がつけば更に昔の海外暮らしや旅行などで、見たり聞いたり体験を!所変われば常識も違ったりしてね。  むっふ(=^m^=)♪

南の国のクリスマス

南の国に暮らし始めた時、最初に友達になったのは、我が家より3階下のオーストラリア人の友達だった。そして英語も彼女からずいぶん教わったが、クリスマスも近くなった頃(たぶん11月だと思う?)南の国の暑い季節のクリスマスは、どんなクリスマスなのかと言う話になった。
その時まで私は南半球にあるオーストラリアは、季節が真逆だと気が付かずに話していたら、ゲラゲラ笑いながら

「私は何時も真夏のクリスマスだから、クリスマスケーキはアイスクリームよ!」

と言われ

「えっ!そうだったの!」

とやっと気が付いた。 彼女にとっては、赤道直下の暑いクリスマスは、何の問題もない事だったのだ。
でも一応サンタさんはやってくるらしいが・・・
そしてその国のクリスマスは、街中の大きな木の並木道には豆電球がたくさん取り付けられて、とても綺麗だったが、凄い人混みで、ラッシュ時の新宿や東京駅みたいに混みあうものだった。

飾りは意外とシンプルだけれど、ニセアカシアの木のような大木に豆電球は、見事だった。でも私がお気に入りになったのは、植民地風の家が立ち並ぶ住宅街も、だれが飾るのか、赤いリボンがたくさん取り付けられている可愛い木が幾つも見られた事だった。すぐ横にバナナの木などが在ったりするのがご愛敬でもある。
暑いのが苦手な割に、野次馬の私は直ぐに情報を得ると、見に行ったりしたんですね。我が家には運転手付きの家族専用車などないので、何かと友達のお世話になった。西欧人は自分で車の運転する人がほとんどでしたので、結構アッシー君をしてくれた。

それ以外にも、ポンポンツリー(リンゴ状の青い実がなる)とか、ウインナーツリー(ウインナーソーセージみたいな実がなる)レイニーツリー(雨になる前に閉じる)などに、巧い事赤いリボンが飾られていて、とても可愛かったのを見かけた
クリスマスイヴ当日は、暮らしているフラット(高層マンション)5棟が(1ブロックになっている)プールサイドで、事務所にプレゼントとメッセージをつけて預けておくと、サンタさんに扮した人が大きな袋からプレゼントを出して、子供の名前を呼んで、膝に座らせて、Kissしてプレゼントを渡してくれるイベントがあった。
青い目のサンタさんなので、かつらや付け髭が本物みたいだし、よく見ると凄い汗だくでお気の毒なのだけれど、もう子供は本物のサンタさんに出会ったと思い込んでいた。

そして、ノルウェーのサンタランドには何時も手紙を出していたので、南の国であっても、ちゃんと日本語のメッセージが書かれた、カードが送られても来たので、私は親の面目が保てた。
子供は
「暑い国はサンタさんが来られないのも嫌だ」
と言っていたのだが、なんと言いつくろうか考えていたので、そのイベントは有難かった。

大人の私が見ても本物みたいで、感動したサンタさんでした。
後は昼間に私の友達などが協力してくれて、何時も父親不在の我が家に来てくれて、アイスクリームのクリスマスケーキを食べて、ささやかなクリスマスを過ごした。

何度目のクリスマスか忘れたが、姑さんと義姉が来たときは、夜の街にクリスマスデコレーションを見に出て行ったが、もうもみくちゃになって、暑いのと臭いとで、私は少々ぐったりだった。
近隣国からも見物客が来ていて、
その時に初めてスタイルの凄く良い美人トップモデル集団が闊歩する横を通ったが、ニューハーフ軍団だとか・・・

それ以外にも、その国はゲイに寛大なのか、ゲイカップルをよく目にした。最近TVでアラブ人は男同士手をつないで歩いたり、抱き合ったりするらしいと見聞きしたけれど、私が見た光景は、それとは違うように思った。

娯楽場らしきものは、その頃は一般人には全くなかったので、テニスをやるかブリッジやマージャンに熱中するか、ホテルでパーティをする。宝石や貴金属を買い求める集まり?で時間をつぶす人がほとんどの日本人の暮らしのようだった。

私はテニス以外は、持ち寄りランチをたまにするくらいで、パーティなど直ぐに飽きていく気なしで、PTAの集まりの時くらい出席だった。
「そこに駐在した時くらいしか」チャンスが無いんだから!」
と誘われたが、嫌みになるかもなので言わなかったけれど、私はホテルやクラブなどが沢山ある街で育ったので、若い時はいくらでもパーティに参加していたので、今更暑いのに出ていきたくなかった。

クリスマスのころは、大人も盛んにパーティをしていたようだけれど、主に外国人の友人に恵まれたので、彼女たちと過ごしていたので、あまり私にはお誘いは来なかった。
外国人の友達が多いと、ちょっと日本人には敬遠されるのである。
私も子供関係のママ友とそこそこ
に付き合うだけだったので、地味なホームパーティくらいのクリスマスを送っていた。
西欧人の子供は、クリスマスプレゼントも、意外と地味で素朴なプレゼントなのも学んだ。

日本人の子供は、ファミコン?TVゲームとか豪華なプレゼントが多かったように思う。そんなだから、現地の人には「日本人金持ち」と言われて、ひったくりとかのターゲットにされやすかったのではないかと思う。
でも、あの住宅街の赤いリボンだけのクリスマス飾りは、十分私を感動させてくれたのでした。